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常智院砦 その後

平成24年6月18日 所在地:鳥取県岩美郡岩美町岩常
堀切の先の尾根。自然尾根だ。
少し平らな場所もある。
長い自然尾根が続く。
その上は急に傾斜を増して奥の山に繋がっていく。

本当は引き返してもう一度砦を見るつもりだったが、様子が見たいので登った。
横から撮影するとこんな所もありました。木に掴まりながら登ります。

この上でまた傾斜が少し緩やかになる。
そのまま登っていくとひょいと道に出た。

何の道だかわからないが、登ってきた急な斜面よりこの道を歩いた方が楽だろうと考えて進んでみることにした。下の地図C地点。
地図を貼ります。
道を左に進むと送電線鉄塔に出た。地図D地点。

しかし、ここから先に道はなかった。
仕方なく引き返して反対に行くことにする。

ところが道が段々悪くなる。倒木もあるし道筋も解りにくくなってきた。
傾斜も急で落ちると危ない。地図CE間の道は危険です。

しばらく進むとプラスチック階段が設置してある。

送電線鉄塔の巡視路だ。この階段はしっかりしているが横幅はない。
次の鉄塔に出ました。地図E地点。

有り難いことにここは北に下る道がありました。
喜んだのも束の間。道は下に降りず、また登り始めます。

Fの北には2段の削平地がありました。何だろうと見るが、どう見てもお城の遺構です。

家に帰り鳥取県中世城館分布調査報告書を見れば太田谷城でした。当たり前ですが二上山城の周辺は谷を挟んだ東も城だらけです。
太田谷城の郭G。広いです。
さらに進むと次の鉄塔が見えてきました。

こりゃマズイ。鉄塔巡りをしている訳ではないのだ。これでは岩常の集落からどんどん離れていきます。

ここであきらめてF地点まで引き返し谷を降りることに変更しました。
谷は最初は良かったのですが下が竹林で最悪でした。

雪で倒れ絡んだ極太の孟宗竹の間を、跨いで潜って通り抜けました。

「竹林は通るな!」は鉄則です。
その先にはイノシシの罠もあります。
ようやく脱出成功。地図H地点。

この後、田圃の中をテクテク歩いて岩常の駐車地点に帰りました。
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