からづつみ西・北2 |
平成20年4月6日 所在地:鳥取市東町 |
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今日の本当の目的はこちらです。
秀長陣所の東側に展望所の東屋があります。遊歩道には東屋への道が東西にあり、これは西側の標柱です。 |
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上の標柱から西に13m戻った地点。道脇に小さな小山があります。
この尾根を吉田氏は歩いていないそうです。これを調べるのが目的だったのですが、寄り道が長くなって日が沈みます。 |
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降り始めてビックリ、最初から連続して階段状に小さな削平地が現れます。広さは3畳位か。尾根はそう急傾斜ではありません。
吉田先生は、あと数メートル歩けば違う答えを出していたのに残念です。
写真の倒木は鋸で切断されています。人が全く入らない訳ではないようです。かなり昔の物ですが。 |
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移動コース
C 小山
D 標柱
E 下降地点
F 小尾根
G 2回目下り始め地点
H 2回目下降地点
I 2回目登り地点
青線は昨年右上の三枚札から下ったコース。 |
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C点の小山を下る。階段状の郭が終わると傾斜が急になり、緩やかな方向に進むとE点に降りる。つい本谷と勘違いして上に進み、F地点の地図に無い小尾根を登るが、先程の尾根だと気付く。仕方ないので登り詰め、G地点から下り始める。H地点で本谷に降りI地点で最初の尾根を登り直す。
尾根を下ると支尾根に迷い込むことがあります。わかっていながら、大ミスをやってしまいました。磁石を使えば良かった。細かい位置の同定が出来ず、結局J地点の遺構を見損ねた。また歩かなくてはならない。 |
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遺構の説明です。西側尾根は上から階段状に小さな郭が続くが、Kの郭群は傾斜が緩やかで一郭として機能する。
郭は14段15個あった。しかし、これだけ多くの小郭を作るより、少し大きい郭を何個か作った方が楽なのでは。
東側の尾根を吉田氏は「降りたが何もなかった」と言っておられた。実際、急傾斜の区間は何もない。
しかし、かなり降りた地点に幅が狭く細長い自然尾根があり、その先に一郭削平地があった。氏が降りたのは途中までだったようだ。 |
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東側尾根の長い自然尾根の様子。少し平らな部分もある。 |
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横から見ると幅が狭いのがよく判る。 |
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正面からみる。尾根はドーム状。 |
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先端の削平された郭。この郭も先程の西側尾根の郭も単なる見張り場だろう。
陣営の最奥で戦闘を考えて小郭を作るとは考えられない。陣営内に進入してくる敵の草(忍び)を昼夜の別なく監視するのが目的だろう。
実際、秀吉陣営が短時間で本陣山周辺の山々に展開できたのも、以前から草が進入して調べていたのだろう。これは吉田氏から伺った意見です。 |
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