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岩美町荒金 行者山の鳥居 平成27年3月15日 所在地:鳥取県岩美郡岩美町荒金
行者山への道を紹介しておきながら、その入口の鳥居を書き忘れていました。
鳥取県道197号院内馬場線を右折して公会堂へ。
荒金公会堂「行者の館」に駐車する。
公会堂の横にはイノシシ除けの鉄柵が積んである。
でも、この鉄柵は高さが低いのでシカは防げません。
公会堂から県道に戻り、向かい民家右の岩美町町道へ。
農作業の人に聞いた鳥居へと歩く。
行者山の鳥居は集落の北にありました。

えらく離れた所と思われるかも知れませんが、鳥居は昔の村の入口にあったのです。

その後、昔の道に沿って町道ができ、新しく県道ができて、今は村の外れになりました。
町道は人家の間を通っていく。
この辺りは普段使われているので状態は良い。
お墓の辺りから雰囲気が変わりだす。
コンクリート舗装の道は、山際を通っていて、樹木が倒れている。 落ち葉や倒木のオンパレード。
道幅は軽トラックがようやく通れる程度で、昔は物流が少なかったとしても狭すぎる。 鳥居に着きました。鳥居は町道より一段高い場所にあります。
本来は鳥居の下が昔の道で、荒金村の入口に立っていた。
町道を作るとき、鳥居を避けて横に作ったようだ。
荒金集落側から見た鳥居。
「奉上 役行者 明治十五年六月日」と書かれています。

こちらが鳥居の表。

村の外から来るとこの姿が見られた。
今は扁額はないが、昔はあったのか痕跡が有る。

手前に礎石が転がっている。以前使用していた物だろうか。
近くに修理で出た鳥居の昔の部材が放置されている。

行者山の旧道を歩く

さて鳥居は見たので、ついでに昔の行者山の道を歩いてみます。

駐車地点の行者の館に戻り、館横の道を歩きます。
入るとすぐ鳥居が見えてきます。 荒金神社の鳥居です。
山沿いに進みます。 山側の人家は使われていないようです。
一瞬 「これでも道?」 と迷う。 また道らしくなる。
その先で、新しい道が横を並行する。
でもこの道は画面中央で終わる。
新しい道と別れると、道は幅を広げ川を渡る。
渡る橋はこれ一つだけで、この後は川沿いを遡っていく。
地図を再掲。
この橋は渡らないで下さい。 川の左岸を遡って行くと、分岐があります。ここを右に曲がると、直ぐ車道に出ます。道としてはそちらを歩いた方が良いでしょう。
直進すると、すぐ道が悪くなってきました。 放置された家の前は竹が倒れ込んでします。
石垣が崩れ道を塞いでいます。
岩美町役場に聞くと、人家が途切れるまでは町道荒金5号線だそうです。
左は川、右は石垣ですが荒れています。
これが道でしょうか?
この辺りはイバラが多くズボンに引っかかります。片足を外しても、反対の足に引っかかる。やはり先程の分岐を右折した方が利口です。
道は耕作地の鉄柵沿いに車道に登っていきます。
荒金鉱山の操業当時、行者山の谷奥にも坑道があり、今の車道に軌道が敷設されていたそうだ。そのため、これから先の旧道ルートは錯乱されている。
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