龍峰寺尾根(竜峰寺東尾の平)3 平成21年7月12日 所在地:鳥取市栗谷町  編集 平成24年3月19日
図を再掲する。
Fを横から見る。左が墓地C

端は土塁の痕跡か僅かだが盛り上がっている。土塁といっても元から高さは低く、下の墓地Cからの狙撃を防ぐものです。小さな土塁は420年も経てば風雨で流れちゃいます。
別の日に反対側から撮影。右の縁が少し高い。
Fからに登る道の立ち上がりには石が貼り付けてある。

Hの谷に転がっていそうな石ころだ。何故ここだけ貼り付けるのかは不明。段差が少ない部分は踏み壊しやすいのだろうか。
Fから方向に道を見る。

中央に枯れた木があり、葉が付いていて道の見通しが撮影できない。照葉樹林で暗いし、3回通って撮影した中で一番ましな写真。
上写真の解説。道の筋を表す。

道の右肩が丸くなっているが、土を切り盛りしてしっかり作ってある。
方向から道を見下ろす。中央左がF。その左下に墓地Cがある。

藪だらけで見通しが効かず、良い写真が撮れない。

BからLの道筋で加工度が高いのはFとこのスロープ道の部分だ。でもそんなに大きな工事ではない。
の上の右曲がりに貼り付けてある石。

これ以外に石は見あたらない。誰か、道を作っても突っ切って歩く兵士がいて、貼り付けたのだろうか。
道と曲輪Lの接続部。

道は堀削ったものと思われる。中央右に土塁状の削り残りがある。ここにも柵があって見張りが居たでしょう。

この尾根は照葉樹が多く、落葉広葉樹林と違い、土は本当の土で腐葉土層が少ない。
Qの曲輪の西端にはRに降りる道がある。ここの接続部は深く掘られていて、中心部拡大図の矢印方向にだけ行け、直接P方向には行けない。

Lに接続する道とQに接続する道は、尾根を軸に対称な位置に付けられている。戦国時代に線対称にこだわった縄張りをしたのか。
尾根先端部の図を再掲する
道を下ると楽に斜面に出られる。しかしその先に曲輪は無い。見張りだけだったのか。

RからSを見る。栗谷の斜面は急で中々登れない。Sはそれでも少し緩やかな谷だ。必死になれば登れるかも知れない。

ここより東の栗谷神社近くで、木に掴まりながら登ったが、ちょっと危ない状態になりかけ撤退。場所を替え2度目を試みて失敗。ロープを持って行くべきだろう。
RよりMN方向を見上げる。上からもS方向を攻撃できそうだ。

写真では傾斜が緩やかに見えるが、実際はかなり急で上からは降りられない。怖い。
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