鳥取の中世の城4
八東町の城V
八東町日下部にある高平城(隆平城)の遺構
地頭波多野氏は太平記などに伊田氏と共に登場する
名家です 丹波篠山の波多野氏には二代養子を送った
との説もあり 波多野氏縁故の地名の日下部や山名氏
の田公氏との関係 城主波多野隆平は丹比氏の謀略
で殺され滅びたが一族の血を引いた者が長品に隠れ
住み生き延びたとの話もあります
また因幡民談記に書かれている城主波多野隆平の
大きな墓(現在何処にあるのか全く不明)などいろいろ
興味の尽きないお城です
日下部にある案内板
住宅の横にひっそりと案内板がありました
この横の道が大手道とのことですが詰めの部分が
登りにくく 長品からの道が楽です
小畑城遠景
太平記に出てくる小幡出羽守のことでしょうか 小畑氏
に関しては詳しくは分かりません 丹比氏と波多野氏
のどちらの勢力と近かったのかも判りません
ただ山中鹿之助によって滅ぼされたことだけが
伝わっています
畑の脇にある案内板
このみちは城の中にある神社の下に通じています
城は尾根を堀切で切り離し非常に小規模ですが横に
小畑川 そして堀切から伸びる横道等おもしろい
創りとなっています
ホームに戻る
歴史トップに戻る