大山 2 平成18年10月4日 所在地:鳥取県
高山植物のヒトツバヨモギ。
ホソバノヤマハハコです。とても小さな花です。
8合目を過ぎて木道が始まります。足が痙りかけてテンポを落としながら歩くので、延々続くような気がします。

今日は購入したばかりの登山靴の履き慣らしです。しかし何故か、6合目を過ぎた辺りからふくらはぎが痙ります。歩くテンポを上げようとすると痙りそうになるのでスローダウン、一寸良くなるとテンポアップの繰り返しです。
原因は靴の重さのようです。軽登山靴に慣れた足に重い靴を履いたので、筋肉が同じテンポに付いていけなかったようです。
頂上で年配の山屋さんに「履き慣らしはもっと低い山でしなくちゃ。」と注意されました。でも他の山に行く時間が無かったのです。
木道の工事は大変な労力を必要としたことでしょう。頂上の植生の保護といっても材料だけでも結構な量です。
山頂に着きました。しかしガスの中で360°視界がありません。目の前の避難小屋が霞みます。

50分ほど山頂にいて一瞬ガスが薄まったのが左の写真です。左が弥山の山頂1709.4m、中央にガスの中から見えるのが大山最高峰剣ヶ峰1729mです。

弥山の頂上は平成12年の鳥取県西部地震で崩落し少し低くなったそうです。
平成15年10月7日の写真。一番右は登山禁止の烏ヶ山です。山頂部が急峻で面白い形をしています。

因みに聞いた話では、鳥取県西部にはネマガリタケは烏ヶ山に一部有るのみで、他には生えていないそうです。見晴らしが良くて羨ましい。
降りながら見た北壁。
6合目から見た三鈷峰。少し右にユートピア避難小屋があります。次はあの山に登ります。崖は急傾斜のようです。
三鈷峰に登る中宝珠越え探しに元谷を登ります。地図には明確に書かれていて、場所は判ったのですが、藪になりかけた踏み跡はかすかで標識はありません。

後で判ったのですが、中宝珠越えは途中に崖があり、一般の人は通らないそうです。道を知っている人は通りますが、お勧めではなく標識がないとのことです。探している途中、北壁の落石の音が響きます。「カラン、コツーン、ゴロゴロ」不気味な音です。
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