氷ノ山 平成16年6月16日 所在地:鳥取・兵庫県境
本日は天気もよろしく、氷ノ山への登山となりました。若桜町より舂米(つくよね)の谷に入ると目の前に氷ノ山の頂上が見えてきた。
氷ノ越登山道の林の中をしばらく登ると、途中に伊勢道の石畳が残っています。昔の人達の大切な道だったのでしょう。
氷ノ越の峠直前に赤倉の崖が見えてきます。
峠に到着。中央の杉は峠の目印で上部が低い位置で折れています。初めて氷ノ山に登るとき、舂米の人からこの杉を目印に道を教わりました。その時は杉の上部は折れていませんでした。また地蔵さんは皆原村の伊勢参りの先達の名前が書いてあります。標高1240mです。
杉の横にある因幡堂の跡、この堂には化け物蜘蛛の昔話があります。
峠全景と言いたいがすぐ右に避難小屋があります。広角でないと全部は撮りきれません。
氷ノ越道の避難小屋、積雪が深くても入れるように床を高く作ってある。それでもだめなら上の窓から入って下さい。
峠より氷ノ山山頂を望む、まだしばらく歩かなければいけません。今までは谷伝いに登ったので展望がよくありませんでしたが、これからは尾根道で所々すばらしい景色を楽しませてくれます。
舂米のスキー場上部から登ってくる仙谷登山道との出合です。
出合からすぐ甑岩(こしきいわ)が見えてきます。登山道はこの岩の左を迂回しますが、尾根をトレースして、直接この岩を登ることもできます。私も初めての時に登りました。
後ろを振り返ると赤倉山の山容が見えます。この右には鉢伏高原スキー場や大久保の集落がが見えます。
氷ノ山の山頂、標高は1510mです。避難小屋は関宮町のものです。雪が深いときは、はしごを使って2階の窓からお入り下さい。周りの標識も整備されていました。天気も良いし、小学生の団体や複数グループに単独者と、私がこの山に登った中で最高に登山者が多い日でした。皆さんと、あっちで話してこっちで道を聞かれて、のんびり登りました。
山頂にある鳥取県の施設です。ソーラーパワーで処理をする自然に優しいトイレです。避難用の施設はありません。
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