鷲峰山 平成17年4月29日 所在地:鳥取県鳥取市
毎年春先は足馴らしで鷲峰山に登ることにしています。冬の運動不足のため、最初から標高の高い山に登れませんし、 まだその頃は深山は雪の中です。鳥取市河内の安蔵から登りました。お決まりの登山口から写真を並べるところですが、 撮り忘れました。登山口から鹿野町河内との峠まで行き、それから高圧鉄塔を過ぎると急な木の階段になります。 それを登り詰めると標高712mの案内板にたどり着きます。
712mを過ぎると、アップダウンを繰り返しながらの尾根道になります。
やがて頂上手前になるとブナが目立ち「やま道」の標識があります。やま道って何でしょう?
今日は天気はそう良くなかったのですが、頂上手前で突然ガスがかかってきました。 向こうからガスがこちらに来ます。段々濃くなり残念です。
ブナ林の看板。鷲峰山は北側の斜面は杉の植林が多く、ブナは山頂南側のこの周辺に多いです。
山頂に着きました。ガスが濃く写真の下2枚を比較するとわかると思いますが、 濃いガスが来ると真っ白け、薄くなると一寸見えてくる。まあ神秘的と言えばそうですが。 この後鹿野町の河内から、陸上の選手の方が単独でトレーニングに登ってこられました。
北側の正覚石の方に行ってみました。ほんの少し残雪がありました。
下を見るとキクザキイチゲが咲いていました。晴れた日の日中しか花を開きません。 雨天や曇天の時は花を閉じているのです。今日はこれ位しか楽しみはありませんでした。
早々に下山することになりました。
鹿野町河内との峠です。
4月29日ガスばかりでさっぱりだったので、5月2日再登山です。何の脈絡もありません。
天気が違うとこれだけ様子が違います。
視界が良ければ、山頂から鳥取の湖山池周辺が見渡せます。鷲峰山の展望はこの方角だけで他方向はありません。
山頂周辺はユキザサや写真に写っているモミジハグマが多く生えています。ユキザサは蕾でした。
エンレイソウが咲いています。
ミヤマカタバミも開花していました。中央上はキクザキイチゲです。
4月29日に比べると明るい登山でした。山頂手前のこの標識を西に行く鹿野町の鷲峰キャンプ場からの登山道は、国土地理院の地図には記入されていますが、藪が凄く廃道に近いです。進入すると結構手こずると思います。ご注意下さい。
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