醤油のお話

 

昨年のこと今まで愛用していた醤油屋さんの在庫が切れ

配達して貰えなかった

仕方がないので他で購入してみたが

美味しい物が見つからず

何種類か試しても旨くない

     ・
     ・
     ・
     ・
そのため料理不味い

冷や奴や大根おろしも旨くない

 

今年になってその醤油屋さんに電話したら

在庫があるとのことで配達して貰った

何でも昨年は今まで取引のなかったところから

大口の注文が入ったので

生産していた分を全部買い取られたそうで

申し訳ないと言ってた

小さな醤油屋でも味が良ければまだ生き残れるってことか

 

醤油屋さんと我が家は40年以上前からの付き合いで

私はものごころつく前からその味に慣れ親しんでいたわけで

それが味覚形成期にしっかり刷り込みされてたのでしょう

その頃は当方の家は八百屋をしていた

そしてお客の板前さんから美味しい醤油のお店を聞き

注文していたのだ

 

話しにはまだ続きがあり

我が家2代前までは造り醤油屋をやっていて

戦後の混乱で材料が手に入らなくなり

仕方なしに醤油屋をやめたのだ

 

味の違いが判らなければ醤油など造れるわけがない

だから遺伝子醤油の味が分かるように組み込まれているのだ

(ウソただ食い意地が張っているだけ・・・・)

 

この3ヵ月ほど醤油不味いだけで人生暗かった

和食醤油大切

 

  ホームに戻る     バックナンバーに戻る