ノートPCのHDDを交換1 2023年3月30日
2019年8月に購入したノートが遅くて、我慢できずにHDDを交換しました。
機種は富士通のFMVA53D1Wで、原因はSMR方式の2.5インチHDD。

HDDにはSMRとCMRと言う方式があり、以前はCMRだけでしたが、
近年新しいSMRが多くなり、CMRの製品はほとんどありません。

そのSMRで、正常に動作すれば問題ないのですが、
色々な状況で、異常な遅さに時間を取られ、悩まされました。

SMRの特徴は若干価格が安くなり、大容量化できること。
しかし、2重書き込みをするため製品寿命が短くなるようです。

さあ問題は、読み書きを同時にすると極端に速度が落ちて、
最大CMRの10分の1になる場合がある。
なら、読み書きを同時にしなければと思うかも知れませんが、
Windows Updateはまさに読み書き同時に行う動作です。

自分が意図せずに勝手に始まりますし、回避できません。
そして始まると延々と時間が掛かりパソコンが使えません。

3月の月例アップデートでは、3時間半待ちました。
そして翌日ノートを立ち上げると、またアップデートが始まりました。

アップデート中にExcelを起動させると、立ち上がるまで3分30秒掛かり、
起動しても応答なしで、ファイルも開けません。何なのよSMRって。

SMRのHDDはOSを入れるのには適していませんが、
私の富士通のノートは、SMRにOSがインストールされています。

HDD交換にはAcronis True Image 2021を使います。
今回は、以前のノートに使っていた、2018年11月購入の
日立の0S03565(HTS721010A9E630)というHDDを使いました。

このHDDは7200rpmで速度は速く、動作音も小さく、発熱も少ない
性能の良い品でした。

以前のノートは、HDDを交換して9ヶ月で他の故障で使用不能になりました。この2.5インチHDDは厚さが9.5mmで、今載っている7mmのHDDと厚さが違います。

この点だけが疑問で今までHDDを換装しませんでしたが、試してみると
9.5mmのHDDでも載せられるようにゆとりを持たせた設計になっていました。
作業のため、ロジテックのLGB-PBSUCと言う2.5インチ外付けHDDケースを購入しました。

今までも他のケースを持っていましたが、この製品はUSB Type-AとType-Cの両方のコードが付いていて速度も速そうなので買いました。ケースはプラスチックで安っぽいですが。
HDDをケースに入れて
USB Type-Cでノートに接続。

USBメモリにAcronis True Imageのブータブルイメージを書き差し込みます。
ノート起動時にF2キーを押し、BIOSに入り、そこからAcronisを起動し、ツールとユーティリティを選択。

ディスクのクローン作成に進みます。
ウィザードでソースディスクを選択します。
ターゲットディスクを指定して実行します。
OSだけでなく、データもコピーするので時間が掛かります。
私は1時間45分掛かりました。これでも早い。
データが600GB程ありましたから。

USB Type-Cを使ったからかも知れません。
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