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2019年8月に購入したノートが遅くて、我慢できずにHDDを交換しました。
機種は富士通のFMVA53D1Wで、原因はSMR方式の2.5インチHDD。
HDDにはSMRとCMRと言う方式があり、以前はCMRだけでしたが、 近年新しいSMRが多くなり、CMRの製品はほとんどありません。
そのSMRで、正常に動作すれば問題ないのですが、 色々な状況で、異常な遅さに時間を取られ、悩まされました。
SMRの特徴は若干価格が安くなり、大容量化できること。 しかし、2重書き込みをするため製品寿命が短くなるようです。
さあ問題は、読み書きを同時にすると極端に速度が落ちて、 最大CMRの10分の1になる場合がある。 |
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なら、読み書きを同時にしなければと思うかも知れませんが、 Windows
Updateはまさに読み書き同時に行う動作です。
自分が意図せずに勝手に始まりますし、回避できません。
そして始まると延々と時間が掛かりパソコンが使えません。
3月の月例アップデートでは、3時間半待ちました。
そして翌日ノートを立ち上げると、またアップデートが始まりました。
アップデート中にExcelを起動させると、立ち上がるまで3分30秒掛かり、 起動しても応答なしで、ファイルも開けません。何なのよSMRって。
SMRのHDDはOSを入れるのには適していませんが、 私の富士通のノートは、SMRにOSがインストールされています。
HDD交換にはAcronis True Image 2021を使います。 |
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今回は、以前のノートに使っていた、2018年11月購入の
日立の0S03565(HTS721010A9E630)というHDDを使いました。
このHDDは7200rpmで速度は速く、動作音も小さく、発熱も少ない 性能の良い品でした。
以前のノートは、HDDを交換して9ヶ月で他の故障で使用不能になりました。この2.5インチHDDは厚さが9.5mmで、今載っている7mmのHDDと厚さが違います。
この点だけが疑問で今までHDDを換装しませんでしたが、試してみると
9.5mmのHDDでも載せられるようにゆとりを持たせた設計になっていました。 |
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作業のため、ロジテックのLGB-PBSUCと言う2.5インチ外付けHDDケースを購入しました。
今までも他のケースを持っていましたが、この製品はUSB
Type-AとType-Cの両方のコードが付いていて速度も速そうなので買いました。ケースはプラスチックで安っぽいですが。 |
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HDDをケースに入れて |
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USB Type-Cでノートに接続。
USBメモリにAcronis
True Imageのブータブルイメージを書き差し込みます。 |
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ノート起動時にF2キーを押し、BIOSに入り、そこからAcronisを起動し、ツールとユーティリティを選択。
ディスクのクローン作成に進みます。 |
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ウィザードでソースディスクを選択します。 |
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ターゲットディスクを指定して実行します。 |
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OSだけでなく、データもコピーするので時間が掛かります。 |
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私は1時間45分掛かりました。これでも早い。
データが600GB程ありましたから。
USB Type-Cを使ったからかも知れません。 |
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