地獄谷西尾根砦2 平成19年4月1日 所在地:鳥取市円護寺
砦を越えて傾斜の強い尾根を登ると、急斜面にポツポツと削平地が続きます。
この辺りの傾斜は強いので落石が効果的か。
何段も曲輪が続きます。
その上はさらに傾斜が増します。そして何故か多数の岩石が斜面にころがっています。

この岩は何なのでしょう。落石用に山を砕いたのか、上に有った石垣を壊したものか、またはロープウェーの工事で発生したのか。岩質は久松山の地山のもののようです。

自然の岩とは思えず、理由は不明だが量は多い。
その上にロープウェーの支柱がありました。北坂道にある支柱の上の支柱です。この下がこの尾根の最大傾斜です。

支柱の基礎の石垣は、間にコンクリートが塗り込めてありました。
ガクッ!

戦国時代の石垣の雰囲気ではありません。
でも直ぐ近くに昔の石列がありました。
支柱の上は竹藪。
その上の曲輪です。
この辺りは頂上から降りたことがあります。
この岩尾根を登ります。
曲輪一段を上ると、天守台の附櫓端に出ました。今日のコースは距離が短かく、思っていたより簡単に頂上にたどり着きました。

あまり期待していなかったのですが、攻撃性の強い砦を見つけて楽しかったです。
 今日のコース。
 P 吉川経家公墓所駐車スペース
 A 千人返り入口
 B 十神林道出合
 C 林道進入口
 D 地獄谷西尾根砦(仮称)
 E ロープウェー支柱
 F 鳥取城天守台
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