秀吉の空堀を歩く Part2 |
平成19年5月13日 所在地:鳥取市東町・円護寺・栗谷 |
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F中尾根の諸陣営先端部。ありがたいことに少し枝が払ってあり撮影ができました。 |
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G先端部から一郭おいて尾根に2本の堀切が走る。これが次の空堀の始まり。 |
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前ページの略図南側。 |
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Gの南側。堀切は竪堀となり谷底に向かう。作りが綺麗です。 |
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谷の底を過ぎると、空堀は緩やかに登る。緩傾斜で突破されやすいためか、横に郭が築いてある。 |
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H緩やかだった堀が傾斜を少し増し、西大手の段郭と陣所の尾根に突き上げて行く。
ここが今日見た中で一番格好が良かった。 |
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手前の部分。右が堀で左は兵士の移動する道のようになっている。ここに柵を立てたのだろう。 |
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もう一本外側の堀はここで終わっている。左の堀が曲がって上を通っている。 |
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空堀は水平になると腰曲輪の様になっている。略図でH地点の左側。 |
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I腰曲輪部分の途中に土塁があり通行の遮断をしている。 |
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J土塁の先は少し広い曲輪となっている。この先でまた2本の空堀が始まる。 |
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腰曲輪から始まった空堀は尾根と平行に続くが、その先で曲がって尾根を横切る。一本の堀は尾根道の所でジグザグに食い違うように曲がっていた。
その先、空堀最南端に行く。写真は最南端手前。 |
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東側の竪堀の横は掘った土で土塁が築いてあった。
吉田浅雄氏の「秀吉鳥取城攻略の本陣及び付近遺構要図」の空堀南端部には書いてないが、東側に小さいが郭があった。空堀に柵を設けても見張らなければ突破される。兵の駐屯地があって当然。
この上は藪が酷く直登しにくかった。 |
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西大手の段郭と陣所の尾根を下ると、途中に小さな堀切と土橋があった。
さらに下りると奥水道下の橋に出た。標高差は50m無いようだ。 |
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K西大手の段郭と陣所の先端の郭。
幅20m位はあり、多数の兵士が駐屯できる。 |
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Kの郭北側の土塁。
この後、尾根を真っ直ぐに登り、太閤ヶ平の遊歩道に出た。三枚札を経て円護寺に戻る。 |
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今日歩いたコース。
P 経家公墓所駐車場
A 5号歩道本陣山道出合
B からづつみ西平坦地
C からづつみ東郭群
D 中尾根の諸陣営
E 西大手の段郭と陣所
F 奥水道下の橋
G 太閤ヶ平遊歩道出合
H 三枚札分岐
I 羽柴秀長陣所 |
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