シュンラン
和名:春蘭 ラン科 シュンラン属 多年草 平成20年4月11日
昨日庭を見たら、シュンランが咲いていた。シュンランは日本の野生蘭で最も身近なものではないか。

鳥取市の久松山山系でも数多く見かける。ただ久松山は人が多いので持ち帰られるのかあまり見かけない。人の多い所から少し離れると遊歩道脇に生えている。この季節、何時も通りがけに花をチェックする。咲いていても近づくまでわからないほど地味な花。乾燥に強く育てやすい。花は桜の頃に咲き、山ではほんの少し遅れる。

林内は暗くストロボ無しで撮影できることが少ない。ストロボを使っても、アルミホイルで光を散光してやれば綺麗に撮れると言うが、いつもそんな準備をして山を歩いたことがない。ストロボ一発の冴えない写真。花が白く飛んでしまうことが多い。

4月9日鳥取市内某所で撮影。
H18年4月16日久松山山系で撮影。
花は見かけるが種子が実る率は低いようだ。これは昨年の穂が残った物。

種子もランなので小さなものが多数実るが、成長できる個体はほんの僅かなのだろう。

一番上の写真の株です。
ホームに戻る 植物のお話へ戻る