ダルガ峰徘徊 平成17年9月1日 所在地:岡山県西粟倉村・兵庫県境
 ダルガ峰林道を走っていると、小さな駐車スペースがあり「ダルガ峰登山口」の標識がありました。斜面の道を登ると左の標識があります。ダルガ峰まで200mです。歩かずに頂上なんて、私向きかも知れません。それに何故かこちらは雷が鳴りません。
 すぐ残り100mになりました。周りは杉を伐採した後です。後で調べたのですが、昨年はこの辺りは倒木で通行不能だったらしいです。ここも台風の影響か?
 まあ鬱蒼とした杉林を見てもうれしい訳じゃありません。開けているのも良いです。日没後はここに鹿が数頭いて私を警戒して泣き続けました。懐中電灯で照らすと、100m以上先の目が光り、場所がわかります。鹿だらけです。
 100mは歩いたはずですが、頂上にたどり着けません。ダルガ峰の避難小屋がありました。中に入ってみようとしましたが、戸が開きませんでした。この前から作業道があります、更に進みます。標識が多くあるので道はわかるのですが、何処が頂上か不明です。ダルガ峰は溶岩流で出来たのっぺりした高原状の山です。
 ちぐさ高原との分岐にきました。標識によればここまで750m進みました。この手前から周りが落葉広葉樹林になります。さらに少し進んでみましたが、少しの上下があるだけで頂上が不明なので引き返しました。後でわかったのですが、ちぐさ分岐を過ぎて百数十mの所が頂上とのことです。
 登山口のダルガ峰200mの標識は、避難小屋までの距離でした。実際は頂上まで900m以上あります。騙された気分です。こういうの良くないですよね。挙げ句の果て、小屋の戸は開きません。積雪時に利用出来るかどうかはご注意を。左は周辺に生えていたホソバノトウゲシバです。
 左は鳥取県では準絶滅危惧に指定されているマンネンスギです。岡山では絶滅危惧に指定されていないようです。チシマネコノメらしき物も生えていました。帰りは鹿の真似をして鳴きながら下りました。鳴くと時々返事をします。面白い。
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