大宮池北尾根曲輪 平成21年3月16日 所在地:鳥取市上町
図のI地点、大宮池の北に張り出した尾根に曲輪がある。

尾根先端の古墳をを削平して曲輪としたようだ。南の樗谷の見張りと、G尾根のHにある見張り場との繋ぎの場所とも考えられる。
図を再掲します。

オレンジ色の線は基幹道
ピンク色はそれに準ずる道
青線は不明瞭な道
緑線は舗装された遊歩道
地表には岩が露出している。
反対から撮影。岩は不揃いで色々な形状。
この曲輪は、吉田浅雄氏の「羽柴秀吉の天正鳥取陣営跡之図」に記載されていない。山の付け根から先の道を歩かれなかったようだ。
歩測して描きました。正確ではありません。
埋まっている岩は列をなしている。

古墳の石列が曲輪の中心からずれているのは南側の道の加工のためか。
反対の岩も並んでいる。欠落している岩もあるようだ。
上の2つの列をコの字に繋ぐ部分。
曲輪の下にある道。道を南から見る。

写真はH20.12.20撮影。
その先上に上がっていく。
同じ部分を上から見下ろす。腰曲輪のようにも見える。

この先で道は尾根に乗って下っていく。
上の道が尾根道とY字型に接続する部分。
尾根を下る道はFに通じている。
道の分岐から尾根先端を振り返る。

全体の削平状態がわかる。
その先を進む。
しばらく進んで曲輪方向を振り返る。
西に進むと窪んだ道になる。
この辺りの右側斜面には多数の炭焼き跡がある。それぞれ形も大きさも大分違う。
この先は比丘尼ヶ平の道と交差するP地点です。
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